プログラムの流れ

派遣学生の選考

■応募資格
— 広島大学大学院各研究科博士課程前期または後期に在席のこと 
— 途上国の抱える課題あるいは国際協力に関わる事例に強い関心を持っていること 
— 人格に優れ、心身ともに健全であること 
— 研修に必要なある程度の外国語能力を有すること

■選考方法
— 書類、面接による審査を行い、合格者には渡航費を補助します。特に優秀と認められた場合は、滞在費の一部を補助することがあります。

サンドイッチ教育 + フォローアップ教育

1.事前研修
プログラムの理解と準備を行います。国際環境・途上国情勢・生活などに関する一般知識を習得するとともに、危機管理・安全対策に関するセミナーに参加し、現地生活に向けての準備をととのえます。また、インターンシップ派遣先での活動内容の具体化、英語でのプレゼンテーションを通して、海外インターンシップに備えます。

2.グローバル インターンシップ
実際に海外で国際協力に携わっている企業等に行き、派遣先で与えられた業務、ないしは研究課題を責任持って遂行します。また、派遣先にとって有益と思われる改善事項について調査や研究を行います。

3.事後研究
プログラムに参加しなかった学生も交えて、海外インターンシップで得たものについての共有、討論を行います。さらにこの討論をもとに、国際協力に関する具体的改善方法、また日本の国際協力に関しての改善課題とその方法を、派遣先ならびに広島大学に提供します。

4.フォローアップ教育
博士課程後期学生を対象とし、インターンシップ等経験者を再度研修地域・機関等へ派遣する「遡上」型インターンシップを実施しています。

カリキュラム例

1. 事前研修

コア科目

演習形式

必須

能力開発特論 (大学院共通科目)

その他研修等

必須

英語プレゼンテーショントレーニング
(G.ecboプログラムによる事前研修)

推奨

FLARE英語研修プログラムコース
(外国語教育研究センター開講科目(一部正規科目あり))

専門科目

講義形式またはPBL形式*

必須

指導教員が推薦する科目(所属する研究科によって異なる)

(*)PBL=Problem-Based Learning 問題解決型学習)

2. 海外インターンシップ

3. 事後研修 -帰国報告会
                 -修士論文

 

リスク管理対策

1.リスク管理セミナー
インターン学生派遣前に、危機管理セミナーを開催し、渡航先での危険回避、安全維持について周知徹底します。

2.海外旅行保険加入の徹底
不測の事態に備え、インターン学生には海外旅行保険加入を義務づけています。

3.旅行事故対策費用保険契約
広島大学では、海外に派遣する学生を対象に、不測の事態に大学職員を現地派遣するための体制を備えています


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