広島大学留学生と広島県立広高等学校との国際教育交流・異文化間能力育成研修

「日本社会と異文化間能力」(恒松直美 森戸国際高等教育学院准教授担当)を受講している大学院人間社会科学研究科の大学院生と広島大学短期交換留学プログラム(HUSA)留学生(スペイン・ドイツ・インドネシア・中国出身)7名が,7月21日,広島県立広高等学校と異文化間能力研修と国際教育交流を行いました。昨年に続き2回目となります。昨年度は、アメリカ、カナダ、イギリス、タイ、中国、日本の学生が参加しました。

第1部は,広高校2年生の総合的探求におけるSDGs研究について高校生から留学生に質問する挑戦をしました。第2部では体育館で1年生192名と留学生の国際教育交流を行いました。留学生の自己紹介のスピーチやクイズ、ゲームで、会場には笑顔があふれ、大盛り上がりとなりました。ドイツの学生の「国際化とは違いを受け入れることです」から始まったスピーチ、留学生の国の言葉で「はじめまして」を皆で言ってみる体験など、留学生と高校生徒が積極的に話しかけ、交流する姿がありました。第3部は、1年生の国際コース31名の授業で、留学生による「高校生と異文化間インタラクションを起こすプロジェクト」実習を行いました。最後は、ホームルーム見学、茶道部の茶会に参加し、和紙による箸袋作りを高校生から教えてもらう日本文化体験をし、剣道部の練習も見学しました。留学生には日本の高校を見学する貴重な機会となるともに、留学生と地域の高校生がつながり異文化についてともに体験する心温まる体験となりました。

「高校生とSDGsのディスカッションをする留学生」

「国際教育交流で高校生に話しかける留学生」

【お問い合わせ先】
広島大学 森戸国際高等教育学院(准教授)
恒松 直美
Email: ntsunema*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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