第9回ICT利用の日本語教育を考える会を開催しました

 2023年7月21日(土)に、広島大学森戸国際高等教育学院の主催で「第9回ICT利用の日本語教育を考える会」を開催しました。
 第9回目となる今回の研究会は、「多読を考える」をテーマに、粟野真紀子氏(NPO多言語多読理事長)をお招きし、ワークショップを行いました。対面のみでの開催となりましたが、会場となった広島大学フェニックス国際センターMIRAI CREA(ミライクリエ)大会議室には、広島、山口、徳島、愛媛の中国四国地区の日本語教育関係者30名が参加しました。
 研究後に回収した参加者対象のアンケートからは「自分で多読を経験できて、とても良かったです。ディスカッションも大変有意義でした」「多読の効果、進め方、声かけの仕方等、幅広く情報を得ることができ、勉強になりました」等の感想やコメントをいただきました。
 広島大学森戸国際高等教育学院は、今後も研究会やセミナーの開催を通じて、中国四国地区を中心とした日本語教育関係者の交流促進や日本語教育の充実と発展に貢献していきます。

「ICT利用の日本語教育を考える研究会」紹介
ICT利用の日本語教育を考える研究会は、広島大学(森戸国際高等教育学院)が中心となって、中国四国地域の大学や民間日本語学校など、日本語教育の関係者と共に、これからの新たな日本語教育におけるICT(Information Communication Technology)利用の教育や指導について互いに学びあうことを目的として発会しました。
研究会は2017年11月に第1回を開催し、毎年、中国四国地域の多くの日本語教育関係者の方々がご参加くださっています。
過去の研究会の企画、実施内容につきましては、『広島大学留学生教育』第26号(2022年)の86ページから89ページ(https://doi.org/10.15027/53192)をご覧ください。

 

 

多読セミナー講義

ワークショップの様子


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