量子物質科学専攻の鈴木孝至教授が、ロシア オレンブルグ大学を訪問しました

 先端物質科学研究科量子物質科学専攻の鈴木孝至教授が、平成30年10月30日から31日にかけて、大学間協定校であるロシア オレンブルグ大学を訪問し、広島大学の紹介、先端物質科学研究科の紹介、「キラル磁性体における多極子秩序」に関する基調講演を行いました。

 今回の訪問は、理学研究科の江幡教授、井上教授、関谷准教授、谷本名誉教授と共に、広島大学との大学間協定における今後の協定事業について懇談するほか、オレンブルグ大学で10月31日に開催されたRussian-Japanese conference "Chemical physics of molecules and polyfunctional materials" に参加したものです。このカンファレンスは2年に1回開催され、今回が9回目の開催となりました。このカンファレンスはロシア国内でも注目度が高く、当日は全国放送のロシアテレビの取材がありました。

 10月30日の懇談会の後は、オレンブルグ大学総長主催の晩さん会が催され、懇談会での議論に引き続いて、これまでの交流の軌跡や今後の展開について活発な意見交換が行われました。

 先端物質科学研究科では、今後もオレンブルグ大学との積極的な学術・人的交流を深めていきたいと考えています。

 

記念撮影(オレンブルグ大学との懇談会後)

記念撮影(オレンブルグ大学との懇談会後)
左から4番目が鈴木孝至教授,6番目がオレンブルグ大学総長のZ. Yermakova氏
Yermakova氏は,以前,オレンブルグ大学総長として先端物質科学研究科へ表敬訪問されました。

第9回Russian-Japanese conference "Chemical physics of molecules and polyfunctional materials"

第9回Russian-Japanese conference "Chemical physics of molecules and polyfunctional materials" の様子。ロシア以外からもカザフスタン、タジキスタン、ウクライナ等から学生・研究者が集まりました。


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